当店には現在、9月の治療を最後の採卵、移
植と決意して治療に取り組んでおられる45才
の方が二名おられ、お二人とも、素直に真面
目に身体作りに取り組んでいらっしゃいます。

そんなお二人に、私が出来る事といえば、カ
ウンセリングに来られた時に正面から向き合
って相談をお受けし、不安なことや心配事を
取り除くことと、最後には採卵、移植が成功
するようにと祈ることだけです。

ある方より子宝に有名な神社があると聞き、
郡山の花尾神社に祈願に行ってまいりました。

花尾神社は島津初代藩主忠久が自分の父親、
源頼朝と生母である丹後局(たんごのつぼね)
のために建立したものだそうです。

丹後局は頼朝の正妻、北条政子の逆鱗に触れ
鎌倉より追放され、大阪の住吉大社で大雨の
中、産気づき困り果てていたところ、住吉大
社の神狐が狐火の加護を与え、無事に出産で
きたことから、子授け、安産にと沢山の人々
が参拝するようになったそうです。

私も丹後局のお墓に参拝し、隣にある
「御苔石」の苔を少しだけ頂いてきました。
この苔をお守りに入れるとご利益があるとい
うことです…。

このお二方をはじめ、子宝を望まれるすべて
の方が成就されることを心より祈念いたしま
す。

花尾神社は大変、趣のある神社だったので、
子宝を望まれる方に限らず、参拝されると良
いのでは…と思いました。