昨日、NHKのカラダのヒミツという番組で美
と若さを保つためには、赤血球が重要な役目
を果たすことを多角的な視点から捉えて伝え
ていました。

美と若さは人類の永遠のテーマですが、妊活
を語る上でも大変重要なので今日は赤血球に
ついて簡単に述べたいと思います。

赤血球の働きは酸素と二酸化炭素の運搬以外
にも、栄養物と老廃物の運搬や、ホルモンな
どの、内分泌物質の運搬など、体の中の運搬
屋さんとしての働きがあります。

番組の冒頭でも、人間の細胞が60兆個あるの
に対して、赤血球の数は20兆個ですから、体
の中で赤血球の働きが占める割合の重要性が
分かろうというものです。

赤血球が元気に働くためには、その大きさが
キーポイントで大きさを左右するのが鉄です。

番組では鉄の調理器具を使って、お酢などの
調味料を用いて料理をしていましたが、当店
の妊活ではこの部分に、クマ笹エキスや漢方
薬を用います。

貧血以外の重要なファクターとして赤血球の
しなやかさを挙げていました。赤血球が固い
と毛細血管に入りづらくなり、運搬が不完全
になるからです。

しなやかにするために必要なものがEPA(エイ
コサペンタエン酸)などの不飽和脂肪酸です。
酸素の運搬に重要な役割を果たすわけですが
当店の妊活ではこの部分に、スクワレンとい
う不飽和度の高い、より酸素を運びやすいサ
プリを使います。
番組の後半で、血流の話が出てきました。血
液はスムーズに流れてこそ本来の働きをして
くれます。血流を悪くさせる原因として次の
四つを挙げていました。

通常の生活ではこれで良いのでしょうが、新
しい生命を宿すには、これらに加えて、食べ
る食品の量や質の見直しや、運動のこと、ま
た、精子や卵子の結合が必要ですから、免疫
機能をできるだけ正常にすることなどまで配
慮が必要になります。

昨夜の番組は美容の観点から、血行を上げる
には、お顔のマッサージだけを挙げていまし
たが、妊活のための血行促進には、それこそ
全身的な血流の改善が必要で、サプリや漢方
薬、温灸器に至るまで総動員でかからないと
いけません。

最近は晩婚化の影響で、初産が30代後半から
42～44という方も少なくありません。20代で
初産という場合と全然違うファクターも織り
込まれてきますから、対応はそれこそ十人十
色となります。

生まれてくる赤ちゃんは、日頃の様子を高い
所から観察していて、生まれ出たいお母さん
を選んでくると言われます。赤血球の質を上
げる、肉体レベルでの体のケアは当然大事で
すが、お母さんになるために心のレベルを上
げることも、身体のケア以上に重要なことが
妊活を複雑にしているように思います。

妊活って、とにかく奥が深いので、お悩みに
なる前に、まずはお話をしに来てください。
きっとお役にたてると思います。