先日、救心製薬の勉強会があり、祝日にもか
かわらず沢山の先生が出席されました。

講師は福岡の長末勝子先生で主に亀鹿二仙膠
という漢方薬の使い方に関するお話でした。
名前の通り亀を使っていて、クサガメの甲羅
を煮詰めたものに鹿角(ロッカク)、枸杞子、
人参などが入っています。
適応の人としては、疲労が抜けにくい人、痛
みがなかなか抜けない人、妊活中の人、産後
の肥立ちが悪い人、糖尿病の人など、幅広い
疾患に使える商材だと、症例を発表されなが
ら分かりやすく話されました。
特に妊活中の方に使う場合、移植前から服用
すると、着床しやすくなり、流産予防にも役
立つようです。

最近の女性は仕事をバリバリ頑張っている方
が増えた分、食事の準備に時間をかける割合
が減って、食事が栄養的に貧弱になる傾向が
強く、その結果、妊娠しにくい身体になって
いる方が少なくない…。
冷たい飲食物で身体を冷やしている人が多い
し、さらに、甘いものが多く、甘いもので身
体を想像以上に冷やしているんだよ、まず
「食」を見直しなさい…と、力説しておられ
ました。

お勉強の後は美味しい懐石料理をいただきな
がら、親睦を深めました。