先週、シート法で移植をされたＴさんから
「シート法ってなんですか？」と質問を受け
ました。

シート法とは、受精卵を培養した培養液を先
に子宮に注入して、その後に凍結融解した受
精卵を移植する方法です。

この培養液には受精卵の情報が大量に入って
います。

自然妊娠の場合、受精卵は着床するまで卵管
を通りながら「今、ここで分割してるよ」と
か「もうすぐ子宮に着くけど、準備は大丈夫
？」の相当するような情報を母体に送り、母
体側は、受精卵が着床しやすいように子宮内
膜をフカフカのベッド整えて待っているとい
われています。

ところが、体外受精では受精卵の情報が充分
伝わらないまま母体に戻されるため着床率が
下がってしまいます。
そこで、少しでも自然妊娠に近い形で着床環
境を整えるためにシート法は開発されたので
す。

受精卵と子宮内膜に限らず、体内のあらゆる
細胞は、細胞間の情報交換の手段に「糖鎖」
を介して行っています。

「この糖鎖が沢山含まれているのがショーキ
Ｔ-1なので、さらに着床し易くなるんですよ」
とお話ししました。

「ショーキＴ-1を飲む理由がそんな所にもあ
ったんですね。シート法をした上に、ショー
キも飲んでいるから、結果が楽しみです。身
体づくりって大切なんですね」と色んな疑問
が解けたようで、私もうれしかったです。