先日、Ｃさんが赤ちゃんが欲しいと相談に来
られました。
Ｃさんは介護士をされておられ、夜勤もあり
生理も不順で、この５年ほどで体重が10㎏増
加したとのことでした。

夜勤が入るため、生活のリズムを作りにくく
食事もつい、朝を抜いたり、パンだけだった
り、昼は社食で、夜は総菜で済ますことも多
いそうです。

それでも、頑張り屋のＣさんは、ご主人が早
出の時は、一緒に起床するように努力したり
で、睡眠時間は平均で5時間ほど…6～7時間
眠れる日はめったにないそうで「忙しいのに
痩せなくて、どんどん太るんです」とおっし
ゃっていました。

実は人間には、食欲を抑えるレプチンという
ホルモンと、食欲を増進するグレリンという
ホルモンがあって、睡眠時間が短いとグレリ
ンが優位になりやすい傾向があるんです。

夜遅くまでお酒を飲む機会があった時に、シ
メと称してラーメンを食べたくなるのも、こ
のグレリンの仕業です…というお話をすると
大変納得されたご様子でした。

妊活を実行する際に、太っていることはかなり
のブレーキになりますから、前段階として減
量を目指し次の三点をご提案しました。
①パン、麺類のでんぷん質を減らすなど、食
事の見直し
②運動不足の解消のため、歩く時間を増やし
車の使用を極力減らす
③睡眠時間を確保するため、スマホなどの使
用時間を減らす

Ｃさんの妊活は、始まったばかりですが、1ヶ
月２kgの減量を目標にすることにしました。
私も来月のカウンセリングが楽しみです。

最近、体重が増加傾向で体調が悪い方、睡眠
時間も見直してみてくださいね