最近移植されたＴ様より
「昨日の夜から薄いピンク色の出血が
ありますけど大丈夫でしょうか？」と
お問合せがありました。

女性の身体は生理の時以外にも
排卵出血、着床出血（医学的には月経様出血）
妊娠出血というものがあります。
今回はこの中の着床出血についてのお話です。
着床出血は受精卵が子宮に着床する際に
起こります。
突然の出血にＴ様のようにびっくりして
問い合わせてこられる方が結構いらっしゃいます。
受精卵が子宮内膜の表面に着地して、じゅう毛と
呼ばれる根を張って、内膜に埋もれるように
入っていきます。この時に子宮内膜組織や血管を
傷つけて出血することを「着床出血」といいます。
着床出血を起こすのは50人に1人の割合で確率
的には2％ぐらいです。実際には気づかない人が
ほとんどです。

出血する期間も個人差が大きく、2日からなかには
生理のように1週間ぐらい続く人もいます。
量は生理に比べて少なく、ペーパーに薄っすらと
にじむ程度、色もうすいピンクや茶色など…
なかにはチクチクと生理痛のような痛みがある
人もいます。
BUT、出血の量が多いとか、痛みがひどい時には
病院で診察を受けることも大切です。
Ｔ様にはショーキＴ-1の他に松の節を使った漢方薬を
しっかり服用することと、子宮を冷やさないように
温かい物を食べること、不安を募らせず、取り除く事
などをお話しさせて頂くとだいぶ安心された
ご様子でした。

ずーっと応援していますから、頑張ってくださいね