冷え性の人が体温を維持しにくい訳を
考えてみたいと思います。その点を把握して
改善してゆけば冷え性の克服に繋がるわけ
ですから…。

①運動不足
体内の熱は筋肉で作られますから、
筋肉量が少ないと、発熱する力も弱くなります。
しかも筋肉の七割は腰から下にあると
言われますから、ジョギングやウォーキング
などの運動が良いことがわかります。
わざわざ時間を割けない人もかかとを上げる
運動を日常生活の中に取り入れましょう。

②不規則な生活
体温は自律神経によって制御されていますが
不規則な生活が続くと、この自律神経が
おかしくなって体温維持が難しくなります。
早寝早起きが基本ですが、特に大事になるのが
早寝の方です。何故なら、卵子は夜10時～
1時の間に作られるからです。

③冷たい飲食物が多い
つめたいビールなど無性に飲みたくなること
はあっても、ビールのように冷たいおしっこを
する人はいません。体の中で熱を奪われている
ことになります。

④エアコンの使い過ぎ
快適な生活を追い求めて、現代人は大切なものを
失ってきた歴史があります。汗をかくことを
嫌って、アトピーなどのアレルギー疾患が
増えてきました。

⑤無理なダイエット
筋肉量が減って、発熱しずらくなるだけでなく
骨はもろくなり、血液も薄くなって貧血になり
自律神経も正常を保てなくなります。

⑥食べ過ぎ
消化をするのに消火器に血液が集中し、血液は
ドロドロになり、中性脂肪やコレステロール、
血糖値などのまさに上がってほしくないものが
上がりだすと、薬というさらに冷えを増長させる
ものを飲む羽目になります。