40才のＴさん、ここ半年ほど、採卵の度に
空胞だったり、取れても１個だけで受精に
失敗したりと、落ち込まれる日が続きましたが
今年最後の採卵で２個の卵子を採ることが
出来て
「先生、２個も授精し、凍結できました」と
大喜びの報告がありました。

生理10日目の卵胞チェックの日には９mmの
卵胞が１個しか見えなくて、今回もダメかも
と思いながら、もう一度クロミッドを５日間
服用され、その二日後に２個の採卵に成功
されました。

「先生、５日間の間、私の身体が頑張って
くれました　今度も育ってなかったからダメ
かなとあまり期待もせずに、でも、先生が
いつもおっしゃるように、ウォーキングや、
早寝、温灸、ショーキや漢方をしっかり飲んだ
のが良かったのかな。最後に足した紅景天も
効いてくれたんだと思います。今年最後の
採卵が上手くいって本当に良かったです。
あきらめず、気負わずって大事ですね。
来年の移植に向けて頑張ります。」と
嬉しそうに話されました。

来年は戌年。
多産で、お産が軽い犬にあやかって、古来から
犬の日に腹帯などをまいて安産を祈願した
風習があるくらい、私たち日本人と犬は
結びつきの深いものがあります。
この調子で、移植もうまくいき無事出産するまで
来年も一緒に頑張りましょうね、Ｔさん